実践重視のカリキュラム
1台の自動車を構成する部品は、数万点にものぼります。複雑で高度なメカニズムを完全に理解し、各種の整備機器を使いこなせなければ、一人前のプロエンジニアとは言えません。
本校では、エンジン・電気系統・足回りなどあらゆるメカを理論と実技との両面から丁寧に指導します。
とりわけ実習には力を注ぎ、国土交通省の指導規則(1200時間)を上回る1350時間以上の実習を設定。メカに直接ふれる実習中心のカリキュラムで、専門技術とプロ意識を培います。
併設の自動車学校で使用していたクルマをそのまま実習で使うので、他校よりダントツで台数が多いのです!
主な実習
本校で2年間の課程を修了すると、2級自動車整備士国家試験の受験資格が与えられ、しかも実技試験が免除になります。
基礎実習
1つ1つの工具の役割から始まり、次のステップに進むために必要な知識を学んでいきます。
シャシ実習(二輪・四輪)
ブレーキ、サスペンション、車体など、エンジン以外の部品を実際に触り、適切な整備技術を養います。
電装実習
車について必要な電気装置の分解点検調整を行います。
エンジン実習
各種テスタを用いて総合的にエンジンの点検調整等を行います。またパソコン実習も行います。
検査作業
車検整備を行います。また、シャシダイナモメーターやエンジンダイナモなどを用い出力の測定なども行います。
カリキュラム内容
学科
自動車工学
- 自動車の構造・性能
- 自動車の力学・数学
- 電気・電子理論
- 材料
- 燃料・油脂
- 製図
自動車整備
機器の構造・取扱い
自動車検査
自動車整備に関する法令
実習
工作実習
測定作業
自動車整備作業
- エンジン
- シャシ
- 電装の各整備・分解・組立・調整・検査・故障原因探究
自動車検査作業